日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月15日、Linuxをプリインストールしたワークステーション、「hp workstation」の4モデルを4月21日より販売すると発表した。英語版RedHat Linux 7.3を搭載し、直販価格は11万5600円から。
同社は、「ワークステーション分野や教育分野のほか、UNIXシステムで構築されてきた組み込み系のコントローラ分野など、Linuxの裾野が広がりつつある」と説明する。「このようなニーズに応えるため、Linuxをプリインストールし、動作検証を行ったワークステーションを市場投入することにした」(同社)
注文は同社のオンラインストアであるhp directplusなどで受け付け、5営業日内にユーザーの希望する仕様のワークステーションを納入する。また、3次元グラフィックスも事前に構成し、「導入後すぐに利用できるようにする」(同社)。
4製品の主な仕様と価格は次の通り。
いずれのモデルも48倍速のCD-ROMドライブと、NVIDIA Quadro4 380XGLグラフィックスコントローラーを備える。
また日本HPは同日、同社のLinux向け保守有償サービス「Linux Ready」で、日本語版RedHat Linux 7.3も対象にすると発表した。当初はworkstation xw8000を対象とし、追ってこれ以外のモデルも追加していくという。
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