Microsoftはサンフランシスコで開催中のRSA Conference 2003で、Windowsの今後のバージョンで採用される、ウイルスの検知・削除をしやすくするためのWindows Filter Manager Architectureの詳細を明らかにする。これはWindowsが、ウイルス対策アプリケーションの基本タスクの一部を扱えるようにするAPIのセットで、これがあればウイルス対策ソフトメーカーが製品を発売しやすくなるほか、ユーザーは同一マシン上で2つのウイルス対策アプリケーションを稼動できるようになるという。しかしFilter Managerはまだ実験開発段階で、正式リリースの日程は未定だ。
Microsoftはこのほか、ウイルスやスパムを検知するMicrosoft Word 2003とExchange 2003の新機能も発表する。同社はここ1年以上に渡って、セキュリティを最優先事項に掲げており、IntelやIBMなどとともにハードウェアとソフトウェアのセキュリティ向上に取り組んでいる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果