小田急電鉄(北中 誠社長)とオムロン(本社・京都市、立石義雄社長)は、両社が共同運営する、自動改札機連動型情報配信サービス「小田急グーパス」の会員数が1万人を突破したことを発表した。
同サービスは、2月1日の会員募集開始から順調に登録者が増加し、2月17日のサービス開始時には約3500人の会員を獲得。そして、サービス開始から50日目の4月7日に1万人を突破した。
「小田急グーパス」は、事前に会員登録した定期券利用者のもつ携帯電話に、利用者が自動改札機を通過した直後、趣味やグルメ、沿線のイベントなどに関する情報をメール配信するサービス。
配信するコンテンツは、登録された会員の年齢・性別、乗降駅や趣味・し好などに基づいて選別し、各会員の好みに合わせてカスタマイズする。コンテンツは毎日更新し、小田急全線での通勤・通学の往路・復路、1日4回(乗車・降車時の各2回)のタイミングで最新の情報を提供している。
運営上の業務分担は、小田急電鉄がインフラの提供と会員募集を、オムロンがシステムの構築・運用を担当。また、情報コンテンツの制作は、レジャー・エンターテインメント領域において情報誌の発行やデジタルコンテンツ情報を提供している、ぴあが担当している。
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