メモリメーカーのMicron Technologyは10日、通信機器などで使われている同期SRAM製品の生産を停止すると発表した。同期SRAMは、頻繁にアクセスするデータをプロセッサ近くのキャッシュに保存するもので、DRAMやフラッシュメモリよりも高速だが、高コストなため使用量が少ない。
Micronはここ数年、パソコン市場の低迷などを受けて経営が厳しく、今年2月には従業員約18500人の10%を削減し、大量生産・販売できる製品に的を絞る経営再建計画を発表した。SRAMの生産停止も、その計画に沿ったものだと同社は説明している。
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