Hewlett-Packard(HP)は4月9日、米国農務省(U.S. Department of Agriculture:USDA)に対してプリンタやサーバ、関連技術などを提供した4000万ドル規模のプロジェクトが完了したと発表した。これは、同省内の情報共有化プロジェクトCommon Computing Environment(CCE)の一環で進められていたもの。
今回のプロジェクトの目玉の1つのは、USDAの各オフィスが所有する区画地図などの紙ドキュメントの共有にある。USDAは米国内に2700あまりのオフィスを抱えるが、それぞれが区画地図のデータを保有しており、必要に応じて地図のコピーを互いに郵送しあっている状態だった。CCEではこの点に着目し、地図データの電子化と、全オフィスでの共有化を計画していた。
今回のプロジェクトでは、3000台のHP ProLiant ML370サーバ、2700台のLaserJet 4100プリンタ、1000台のLaserJet 4600、550台のBusiness Inkjet 2600プリンタ、そして各種ネットワーク機器を導入している。
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