システム・テクノロジーi、研修センターでLinuxをサポート

WebBCN (コンピュータ・ニュース社)2003年04月10日 10時59分

 オラクル、IBMの認定研修センターを運営するシステム・テクノロジー・ア イ(松岡秀紀社長)は4月9日、同社の運営するOracle認定研修センターのサー バーOSに「MIRACLE LINUX」を導入し、4月21日から従来のWindows、UNIXの実 機環境に加え、Linux環境のサポートを開始すると発表した。

 今回のLinux環境への対応は、e-Japanや企業などでLinuxを利用した基幹シ ステム導入が検討されていることや、IT投資抑制などの理由でサーバー環境に おけるLinuxの導入が増加していることを背景に、こうした状況にいち早く対 応し、受講者のLinux研修へのニーズに応えていくことが目的。

 これによって、受講生は、同社研修に申込む際に、WindowsまたはLinux、UN IXの環境を選択することできる。今後は、Linux環境でのオラクルに関する研 修コースも増やしていく計画。

 同社の銀座・恵比寿研修センターはオラクル、IBMの認定研修を中心に、年 間約720コースの研修を開催しており、とくにオラクル研修では国内第2位の売 上実績をもつ。Linux環境に対応するにあたっては、「オラクル9i」を標準に 対応し、オラクルがより高いパフォーマンスを発揮できることを評価し、ミラ クル・リナックスの「MIRACLE LINUX」をサーバーOSに採用した。

 なお、同社では、3月にLinux資格(LPI:Linux Professional Institute) の学習ソフト「iStudy for LPI」を発売しているが、今後さらにLinux技術者 育成をサポートしていく考え。

システム・テクノロジー・アイ

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