アップルコンピュータは4月7日、ムービー編集ソフトウェア、Final Cut Proの新版「Final Cut Pro 4」(日本語版)、DVDオーサリングソフトウェアの新版「DVD Studio Pro 2」(日本語版)、ビジュアルエフェクトソフトウェアであるShakeの新版「Shake 3」を発表した。
Final Cut Pro 4では、リアルタイムコンポジティングとエフェクトを可能にする「RT Extreme」や、インターフェースのカスタマイズツールを備え、8ビット/10ビット非圧縮フォーマットとチャネル当たりフル32ビットの浮動小数点処理を可能とした。また、高度なタイトリングのためのLiveType、音楽制作のためのSoundtrack、フル機能バッチトランスコーディングのためのCompressorといった3つのアプリケーションを搭載する。
Final Cut Pro 4日本語版の価格は9万8000円。アップルコンピュータのオンラインストアと同社製品取扱販売店で7月に販売する予定。
DVD Studio Pro 2では、プロ向けに設計したテンプレート、新たなメニューエディタ、タイムラインベースのトラック編集、ソフトウェアベースのMPEG-2エンコーダなどを用意する。DVD Studio Pro 2日本語版も、アップルコンピュータのオンラインストアと同社製品取扱販売店で販売する。価格は5万9800円。9月中の販売開始を予定する。
ビジュアルエフェクトソフトのShake 3では、ネットワークレンダリング管理ソフトウェア「Shake Qmaster」やライセンス数無制限のネットワークレンダリングなど、Mac OS Xのみを対象とした新機能を数多く搭載する。また、レンダリング処理をクラスタ構成したXserveサーバやPower Mac G4に分散処理させることができるため、「パフォーマンスと効率を最大限に高めることが可能」(アップルコンピュータ)。
Shake 3はMac OS Xのほか、Linux、IRIXに対応する。出荷は6月を予定しており、アップルコンピュータの直販のほか、ビジュアル・プロセッシング・ジャパンやShake取扱販売会社を通じて販売する。Mac OS X版Shake 3の価格は61万4800円(ライセンス数無制限のネットワーク・レンダリング・ライセンスを含む)。Linux版とIRIX版のShake 3と、年間メインテナンス料はオープン価格となる。
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