SDK提供でユーザーの裾野拡大を目指すOpenOffice

 オープンソフトベースでオフィスソフトウェアを開発するOpenOffice.orgは4月4日、開発者向けにSDK(Software Development Kit)の提供を始めたと発表した。OpenOffice.orgは、Sun MicrosystemsがオフィススイートのStarOfficeをリリースする際に買収したStarDivisionが母体となっており、今後リリースされるバージョンも含めてStarOfficeにソースコード等の提供を行っている。OpenOffice.orgがほかのオープンなオフィスソフトと大きく異なるのは、Microsoft Officeの文書フォーマットの読み書きが可能な点であり、同製品の強力なライバルともいえる。

 今回発表されたSDKを用いることにより、開発者は、例えば表計算ソフトに新しい計算式や関数を追加するといったように、オリジナルの開発モジュールを追加し、ソフトウェアを強化することが可能になる。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]