KDDI(小野寺 正社長)、日本テレコム(ウィリアム・モロー社長)、NEC(金杉明信社長)、松下電器産業(本社・大阪府、中村邦夫社長)の4社は4月3日、ブロードバンド時代を見据えたサービス事業モデルおよび共同事業化の企画・検討を行うため02年7月に設立した「ブロードバンドサービス企画株式会社」への第三者割当増資を行うとともに、事業会社化することを発表した。
「ブロードバンドサービス企画株式会社」では、設立以降メガコンソーシアムの運営サポートを行いつつ、メガコンソーシアム参加企業とともにショップ連携・ブロードバンド放送連携等の会員連携、ブロードバンド広告の共同展開等を通して事業会社のスキーム検討、事業計画などを策定してきた結果、ブロードバンド時代に対応した魅力あるリッチコンテンツの調達・配信および広告事業が重要であると判断。
これを受け、4月1日開催の臨時株主総会において「ブロードバンドサービス企画株式会社」の事業会社化と、それにともなう第三者割当による追加増資の承認および新役員人事を決定した。
今後、4社は、共同でブロードバンドサービス事業の拡大に取り組むことで、各ISPにおけるブロードバンド事業のプレゼンスの高揚および事業機会の拡大などシナジー効果を創出し、日本のブロードバンド市場全体の発展を支援していく考え。
また、1200万人を超えるISP会員数を生かしながら、「ブロードバンドサービス企画株式会社」への参画を通じて連携を深めていく。
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