伊藤忠テクノサイエンス(CTC)、ノーテルネットワークス、サン・マイクロシステムズは、災害復旧ソリューション「Enterprise Continuity Solution(エンタープライズ・コンティニュイティ・ソリューション)」の構築実証を行い、全ての検証が完了したと4月1日に発表した。CTCは、同ソリューションを具体的な提案、設計、構築、導入、保守などを統合した災害復旧向けワンストップ・ソリューションとして、同日より販売を開始する。
Enterprise Continuity Solutionは、サンのサーバ、ストレージ、クラスタリングソフトウェアと、ノーテルネットワークスのDWDM(高密度光波長分割多重)光伝送装置を組み合わせ、数100キロ離れた地点間でクラスタリング環境を構築できる。これにより、情報システムの分散設置が可能となるため、災害など不測の事態の際にも業務情報やアプリケーションを保護し、業務を継続できるようになる。また、予備情報システムを地価の安い郊外などに設置できることから、システム運用コスト削減にもつながる。
CTC、ノーテルネットワークス、サンの3社は、CTCの本社で構築実証を行い、LAN/SANの基本動作や性能検証、フェイルオーバ動作、ハードウェア障害時動作、普及手順、ノード間距離などの検証を行った。
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