シャープ、ソニー、東芝、日立製作所、松下電器産業の5社は3月27日、「デジタルテレビ情報化研究会」を4月14日に設立すると発表した。テレビを使ったネットワークサービスについて、技術仕様などを検討する。
5社は、「放送のデジタル化と通信のブロードバンド化の急速に進んでいることから、家庭内で馴染み深いテレビを使ったネットワークサービスが求められている」と説明する。「本研究会では、デジタルテレビをインターネットからの情報収集にも使うことのできる生活情報ツールとするために必要な事項について論議する」(5社)
活動内容は主に、技術仕様の検討と普及促進活動の2つ。前者では、通信仕様やブラウザ仕様の研究と、仕様やコンテンツ制作ガイドラインの策定を目指す。後者では、デジタルテレビを利用した通信サービスの普及促進を検討し、具体的な活動を実施する。
同研究会では、10月をめどに技術仕様をとりまとめる予定。なお現在、三洋電機、日本ビクター、パイオニア、三菱電機が研究会への参加を表明しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する