デジキューブが2003年3月期の業績を下方修正

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年03月26日 10時10分

 デジキューブは3月25日に、2003年3月期(2002年4月1日〜2003年月31日)の業績予想修正について明らかにした。売上高を先に発表していた予想値の241億円から228億円に下方修正した。これにより当期売上高は前期の297億1100万円に比べ23.3%減となる。

 また純利益も先に発表していた予想値の1億5000万円から1億1000万円へと下方修正した。ただし前期の32億4400万円の赤字から黒字転換を果たすことには変わりはない。

 これら修正の理由について同社では、「取り扱い予定であったタイトルのうち、複数タイトルが発売延期となったことや、取り扱いタイトルの販売数量減少などの要因により、売上高が前回発表予想を下回る」などと説明する。なお、下期の売上高は上期の約3.4倍にあたる176億7100万円となる。提携するコンビニエンスストア6社において、店頭販売価格を引き下げるなどの拡販施策を展開したことが奏効したという。

 販管費は大幅に低減している。売上高に対する販管費比率は、上期の39.8%が下期には12.5%となる。これは人件費の圧縮、プロモーション費用の支出削減、物流効率化による物流単価の引き下げといった施策の結果という。

デジキューブ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]