「通信事業者によって徴収料金を決めるのは無効」と米最高裁

 米国最高裁判所は3月24日(米国時間)、AT&Tがニューヨーク州ホワイトプレーン市を相手取って起した訴訟に対する下級裁判所の決定を支持すると発表した。この裁判は、公共施設に通信設備を設置する際、特定の業者にだけ料金支払いを求めていた同市をAT&Tが訴えていたもので、下級裁判所はAT&Tの主張を認め、同市に対してこの慣習を差し止める判決を下していたが、これを不服とする市側が最高裁へ控訴していたもの。最高裁が同市の訴えを却下したことで、裁判はAT&T側の勝利に終わった。なお、ニューヨーク州を営業管轄下に収める地域電話会社Verizon Communicationsは、同市に対してこれまで料金を払っていなかった。

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