ウェブ更新通知ツール「RSS」が再び表舞台に

 データ更新ツール「リッチ・サイト・サマリー」(RSS)は、もともとNetscape Communicationsがポータルの更新通知ツールとして開発したもので一旦は廃れたが、最近では読者へのサイト更新通知の手段として、ウェブログ作者やニュース会社らの人気を集め復活しつつある。たとえば、「Christian Science Monitor」紙は通常平日のみ紙媒体で発行されているが、2月1日のスペースシャトル「Columbia」崩壊事故の際には、ウェブで号外記事を公開し、RSSを利用してこれを契約者に通知できた。ほかにも、RSSを利用して、不定期の更新情報を簡単に通知する企業向けアプリケーションや、サーバのステータス更新情報を通知するアプリケーションなどが開発され、関心を集めている。RSSはウェブサイトの要約データを電子メールで配布するシンプルな仕組みで、XMLで扱えるデータなら何でも取り扱うことができる。

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