トレンドマイクロが「CODERED.F」を警告

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年03月13日 11時59分

 トレンドマイクロは3月13日、ウイルス「CODERED.F(コードレッドF)」について警告を発した。CODERED.Fは2001年8月に流行した「CODERED.C」の亜種。13日現在、国内やイタリア、台湾などで感染報告があるという。

 CODERED.Fはシステム日付が34952年10月以降の場合に発病しシステムをリブートする。つまり日付が正常ならば発病しない。しかしIISサーバのセキュリティホールを狙って感染を広げることには変わりがないため、注意が必要という。

 CODERED.Fは、メモリ上で自動的に感染活動を開始し、侵入後サーバ内にバックドア型ハッキングツールをコピーする。ファイルを作成しないため、侵入の段階では基本的に検出できない。

 トレンドマイクロでは、マイクロソフトがウェブサイトで提供しているセキュリティ修正プログラムを適用するよう呼びかけている。

トレンドマイクロ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]