ソフトバンク・インベストメントとイー・トレードは3月7日、それぞれの取締役会において、両社が合併することを決議し、合併契約書を締結したと発表した。
合併は、ソフトバンク・インベストメントを存続会社とする吸収合併方式をとり、これによりイー・トレードは解散する。合併期日は6月2日とする。
ソフトバンク・インベストメントは総額約1586億円のファンドを運営するベンチャーキャピタル。イー・トレードは、約25万口座の顧客を有するイー・トレード証券などを子会社に持つ事業持株会社。
株式の割当比率は1:0.63。すなわち、イー・トレードの普通株式1株に対して、ソフトバンク・インベストメントの普通株式0.63株を割当てる。
両社では、この合併により重複する業務・機能の統合を積極的に推進していくと説明している。「経営資源の共有化を図り、コスト削減を行い、収益性を高め、強固な経営基盤を構築していく」(両社)
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