NRI、3D仮想空間を使った協調教育システム

ニューズフロント(CNET Japan特約)2003年03月07日 15時19分

 野村総合研究所(NRI)は3月6日、同社の遠隔教育システム「3D-IES」の新版、Ver3.0を4月1日より販売すると発表した。同システムは、3次元(3D)仮想空間を複数のユーザーで共有し、双方向のコミュニケーションが行えるという特徴を持つ。

 3D-IESは、教育システムの3要素である「講義配信システム」「テストコンテンツ」「チュートリアル」を統合しており、「さまざまな教育手法やカリキュラムに合わせた授業の構築が可能」(NRI)

 3D-IES Ver3.0のバージョンアップ項目は以下の通り。

  • 3D空間へのストリーミング映像、音声の配信に対応
  • 3D環境の利用を容易にするため、ウェブブラウザのプラグインに対応
  • 3Dデータのサイズを従来に比べ30分の1から40分の1と小さくし、ネットワーク配信の負荷を軽減
  • グループワーキング機能により、協調学習に対応
  • 教師による独自空間の作成機能を導入

NRIのプレスリリース

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