東芝は2月26日、南京普天通信、東芝の合弁会社である南京普天王芝通信有限公司(南芝)と共同で、中国で初めて動画メール機能を搭載した携帯端末「T618X」を商品化し、3月上旬より発売すると発表した。同製品は中国聯合通信のCDMA-1X方式データ通信サービス「彩e」に対応するもの。
T618Xでは、内蔵CCDカメラで撮影した静止画と最大15秒の動画をメール送信できる。「当社が培ってきた携帯電話向けMPEG-4技術の搭載により滑らかな動画を撮影できる」(東芝)とする。
中国では、昨年11月に携帯電話の利用者数が2億人を超え、今後も高成長が続くと予想されている。東芝では、中国聯合通信の彩eなどのサービスにより、今後中国で携帯電話使用の付加価値が高まり、音声通話からデータ通信への移行が急速に進むと見込んでいる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」