SAPジャパンは2月19日、MBO市場におけるERPビジネスに本格参入すると発表した。みずほフィナンシャルグループの事業アドバイザリー会社である、みずほコーポレートアドバイザリーの協力を得て、MBO・再生企業のITシステムを最適化していく。
MBOとはManagement Buy-Outとの略。経営陣が親会社から子会社の株式を買い取り、経営権を持って独立する手法である。SAPジャパンは今回、MBO企業の事業再構築に専門性を持つみずほコーポレートアドバイザリーから助言を得ながら、MBO・再生企業に対してR/3による社内情報システムの最適化を提案していく。
SAPジャパンによれば、ERPを導入することで、MBO・再生企業はビジネスプロセスの最適化が可能になり、企業価値を高めることができるという。「システム統合を容易に進めることができ、システムの保守・メンテナンスコストを削減できる」(SAPジャパン)
SAPジャパンでは、今後1年以内に30社のMBO企業に対してR/3を提供するという計画を立てている。
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