日商岩井と日本オラクルは1月29日、電子印鑑システムに関して両社が包括業務協定を結ぶと発表した。
電子印鑑システムは、日商岩井がシヤチハタやワコムなどとコンソーシアムを組んで、企画・開発している電子認証ツール。日商岩井と日本オラクルは、技術協力のほか両社が持つ情報・顧客ルートを共有し、販売活動を展開していく。
その第1弾として、シヤチハタ製電子印鑑「パソコン決裁インプレット(inpplet)」と、日本オラクルの「Oracle9i Database」を採用した電子印鑑対応サーバ「ジェイサー(jaiser)」を2月3日に販売する。
電子印鑑は従来の印鑑と同じ形状をしている。パソコンと接続したタブレット上で押すと、電子文書になつ印できる。印鑑には固有のIDを搭載する。このIDと印影を管理しているサーバ上で照合し、個人識別を行う。
電子印鑑対応サーバでは、電子印鑑の固有IDと印影、利用者の個人情報や認証基準を一元的に管理・設定する。
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