東芝は1月29日、平成14年度第3四半期(平成14年10−12月)の連結決算概要を発表した。それによると、売上高は対前年同期比8%増の1兆3143億円、営業利益は前年同期のマイナス697億円から大幅な改善を見せ、わずかだが24億2700万円の黒字になった。
好調だったのは、最大事業部門であるデジタルメディア部門で、19%増の4432億円となった。ノートパソコンが台数では36%増という大きな伸びを示し、海外向けのDVDプレーヤー、国内向けのDVDレコーダー、国内向け携帯電話も好調だった。
パソコンは、年度目標380万台はクリア、価格競争がシビアな中で黒字は確保できる見通しとしている。また、電子デバイスも26%増の3259億円となった。
通期については、売上高5%増の5兆6500億円、営業損益1300億円、税引前利益400億円の目標をおろさずにいく方針。あらゆる分野で、価格下落傾向が顕著なことが最大の課題で、営業損益1300億円は厳しい目標だが、あきらめずに挑戦するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力