オペラがウェブブラウザの新版Opera 7をリリース

ノルウェーのOpera Softwareは、Windows向けブラウザOpera 7を米国時間1月28日にリリースする。

 同社がOpera 7の開発を進めていることを明らかにしたのは2002年8月のこと。ファイルサイズを増やすことなく機能を追加するために、「最初からプログラムを書き直した」(Opera)。Opera 7のダウンロードサイズは3.4MBで、旧バージョンのOpera 6(3.5MB)と比べてほとんど変わらない。しかし、「ウェブページのレンダリング速度が向上し、新機能が加わった」(Opera)という。

 「ウェブページの表示がかなり速くなったことに気付いてもらえるだろう。レンダリングエンジンに力を注ぎ、ベータ版ユーザーから寄せられた要望に応えた」(OperaのCEO、Jon von Tetzchner)

 同社は今回製品版をリリースするにあたり、ベータ最終版に手を加え、主に安定性の問題を解決したという。そのほか、キーボードナビゲーション機能の拡充も図った。

 Operaブラウザは米MicrosoftのInternet Explorerや米AOL Time WarnerのNetscapeとの競合しながらも、1桁台の市場シェアを維持している。同社によると、1カ月当たりの新規ダウンロード件数は、約100万件を超えるという。

 Opera 7は39ドルで販売する。また、広告が表示される無償版も提供する。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

お詫び:Opera 7の無償版に関して誤りがありましたので訂正しました(2003年1月29日14時45分)。

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