中国のTsinghua、米トランスメタのCrusoeを搭載へ

米Transmetaは米国時間1月15日に、ノートパソコンの大手サプライヤーである中国のTsinghua Unisplendour Groupと契約を結んだことを発表した。

 Transmetaの発表によると、Tsinghuaは中国市場向けの新型ノートパソコンLilyにTransmetaのCrusoe TM5800プロセッサーを採用する。なお、契約金額などの詳細は明らかにしていない。

 Lilyは重さ1.6Kgと、従来製品に比べて軽量小型。女性をターゲットに売り込むという。ハードディスク容量は20GB、12.1インチのXGAスクリーン、128MBのメモリーを搭載する。1月15日に中国で発売を開始しており、価格は1200ドル。

 Transmetaの中国メーカーとの提携はTsinghuaが2社目となる。Transmetaは2002年10月、エレクトロニクスメーカーである中国のSVA Groupと同様の契約を結んでいる。

 Transmetaは14日に、セキュリティー機能を付加したTM5800チップを開発中であることを明らかにしている。暗号化エンジン、デジタル証明書や暗号キーを保存する機能などをチップに組み込む。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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