GMOアドパートナーズは4月19日、ウノウの子会社であるサノウの完全子会社化を発表した。4月30日に、GMOアドパートナーズがサノウの発行済み株式600株のすべてを取得する予定。
サノウは、携帯電話サイト向けの行動ターゲティング・コンテンツマッチ型アドネットワーク「NeoAd」を開発、運営する会社だ。NeoAdは、ネットユーザーの行動履歴をもとに、ユーザーの好みや関心を推測したり、ユーザーが閲覧しているページの意味や内容を解析したりして、ユーザーの興味を引きそうな広告を自動的に配信する仕組みを提供している。
GMOアドパートナーズでは、4月からPCとモバイルを対象にしたアドネットワークのスペシャリストを配置する「アドネットワーク推進室」を新設し、ネットワーク型広告商品の開発の拡充を図っている。
今回その一環として、以前から資本業務提携を通じて協業しているウノウなどから全株式を取得し、子会社化を実現した。GMOアドパートナーズでは、今回の子会社化が同社の2010年12月期業績に与える影響は、軽微であるとしている。
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