楽天は9月2日、台湾のインターネットショッピングモール「楽天市場台湾」に日本の「楽天市場」の商品も同時に検索できる機能を追加した。
今回、楽天市場台湾のユーザーが商品を検索すると、台湾の商品以外に日本の楽天市場の商品が検索結果に表示される。検索対象は、海外販売に対応する約7800店、1600万点以上の商品。楽天市場の商品のみを表示するタブも用意しており、日本の商品を絞り込んだ検索が可能という。
為替レートをもとに台湾ドルでの価格が併記されるが、決済は日本円。決済方法は出店店舗によって異なる。ポイントは自国の楽天市場でのみ使え、相互利用はできないとしている。
すでに楽天市場台湾は7月、楽天市場ユーザーに台湾の特産品を紹介する「おとりよせ便台湾」を日本語で開設している。楽天は今回、台湾と日本の楽天市場の利用促進を図れるほか、出店店舗は台湾市場へ販路を拡大できるとしている。
楽天は今秋にもインターネットショッピングモール「楽酷天」を中国で開設する予定だ。同社は、台湾のほか米や仏、タイなどでネット関連企業を買収しており、今後は各国間でのクロスボーダー取引に注力するとしている。
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