Motorolaが2010年第2四半期の決算を発表した。堅調な内容で、売り上げと利益はいずれもアナリストの予測を上回った。
Motorolaはまた、第3四半期も好業績になる見通しだと述べた。1つには、最新のスマートフォン「Droid X」の売れ行きが順調に推移すると予想される点がある。Droid Xは7月中旬に米国で発売され、すぐに売り切れとなる店舗が続出した。
Motorolaの共同最高経営責任者(Co-CEO)で、同社Mobile Devices and Home部門のCEOも務めるSanjay Jha氏は、声明で「Droid Xの投入は非常に好感を持って受け入れられた」として、「今後も当社の事業戦略を続けることで、急成長するスマートフォン市場で引き続きシェアを伸ばし、業績を継続的に向上させるための確固たる地位を維持できる」と述べた。
第2四半期(7月3日締め)における純売上高は54億1400万ドルだった。前年同期に計上した54億9700万ドルからはわずかに減少したが、アナリスト予測平均の51億9000万ドルを上回った。
第2四半期における利益は、特定の費用を除外して、1株あたり9セントとなった。予測を1セント上回り、前年同期の3セントから増加した。
Motorolaによると、第2四半期にはスマートフォン270万台を含む携帯電話端末830万台を出荷したという。Mobile Devices部門の売り上げは17億ドルとなり、前年同期比で6%減少した。
Motorolaは第3四半期について、1株あたりの利益が10〜12セントになるとの予測を示した。前向きな展望の根拠として、Droid Xのローンチだけでなく、12億ドルでのNokia Siemens Networksへの無線ネットワーク機器事業の大部分の譲渡など、いくつかの明るい点を挙げた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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