東芝は7月27日、回転数7200rpmの2.5型HDD新商品として、記憶容量640Gバイトの「MK6461GSY」など、計9機種を発表した。10月から順次量産を開始する。
MK6461GSYは、従来の高速回転モデルと比較して内部転送レートを約12.5%向上。これにより大容量データをさらに高速処理できるとしている。高性能ノートPCのほか、これまで3.5型HDDが中心であったデスクトップPCの分野などにも応用できるという。
暗号化機能やフリーフォールセンサをオプションとして選択できるため、データセキュリティを重視するPCや複合機能プリンタなどにも対応可能だ。
なお、回転数7200rpmの2.5型HDDは、MK6461GSYのほかに、「MK5061GSY(500Gバイト)」と「MK3261GSY(320Gバイト)」「MK2561GSY(250Gバイト)」「MK1661GSY(160Gバイト)」の4機種がある。
さらに、連続稼働に対応する高稼働率モデル「MK5061GSYB(500Gバイト)」「MK2561GSYB(250Gバイト)」「MK1661GSYB(160Gバイト)」「MK8061GSYB(80Gバイト)」も4機種を用意。独自の磁気記録技術や特殊部品の適用により、信頼性を確保。24時間連続稼動を可能にしたという。
組み込まれた装置内に振動が発生していても、RVセンサ(回転振動センサ)により、安定的な動作を実現したとしている。産業系システムやブレードサーバのように恒常的な使用が要求されるシステムなどの用途に使える。
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