ソニーは5月17日、1080pのフルHD出力に対応したネットワークカメラ「SNC-CH240(屋内ボックス型)」と「SNC-DH240(屋内ドーム型)」の2機種と、赤外線照射機能搭載で720pHD出力に対応したネットワークカメラ「SNC-CH180(屋外ボックス型)」と「SNC-DH180(屋外ドーム型)」の2機種を発表した。
SNC-CH240とSNC-DH240、SNC-DH180は5月24日、SNC-CH180は6月24日に発売する。価格は各23万1000円となる。
いずれも高速な信号読み出しと低ノイズ化を実現した「Exmor CMOSイメージセンサー」を搭載。1フレーム内でシャッタースピードの異なる4枚の画像を合成し、同時に明暗部のコントラストを補正する「View-DR」と組み合わせることで、明部と暗部の視認性を向上させた。
映像内の動きのない領域と動きのある領域それぞれに適したノイズリダクションを施し、低照度時でも鮮明な映像を実現するという。
映像圧縮方式は、JPEGとMPEG-4、H.264の3方式に対応。H.264方式を採用したことで、従来の圧縮方式に比べてネットワーク帯域を抑えた高画質な映像の伝送が可能だ。
SNC-CH240とSNC-DH240は、解像度1920×1080ピクセル(16対9)のフルHD映像を毎秒30フレームで出力する。フルHDのプログレッシブ出力に対応したことで監視用途だけでなく、画像解析などにも利用できるという。
SNC-CH180とSNC-DH180は、解像度1280×720ピクセル(16対9)のHD映像を毎秒30フレームで出力する。赤外線照射機能を搭載し、照度ゼロルクス環境下での撮影が可能。河川や踏切の夜間監視などでも活用できる。屋外設置も可能だ。
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