カリフォルニア州マウンテンビュー発--Googleは、アプリケーションストアという概念を法人向けクラウドコンピューティングに取り入れ、「Google Apps」ユーザー向けのストアフロントをソフトウェア開発者に提供しようとしている。
Google Appsユーザーは「Google Apps Marketplace」を利用することで、Google Appsスイート上で動作するサードパーティー製アプリケーションを購入できるようになる、とGoogleのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるVic Gundotra氏は述べた。開発者はGoogle Apps Marketplaceで自分のアプリケーションを公開する際、1回きりの手数料100ドルを支払う必要があり、Googleは同ストアを通して販売された全アプリケーションの売り上げから20%を徴収する。
Googleがそうしたストアに関心を抱いていることは、2月のThe Wall Street Journalの報道によって初めて明らかになった。Googleには有能なソフトウェア開発者が大勢いるが、それでもすべてのGoogle Appsユーザーのニーズを予測することは期待できないということだ。サードパーティーの開発者はそうしたギャップを埋めることができ、また、Google Appsスイートにはあまり合わないようなユニークなニーズを持つ企業にとって、Google Appsをもっと使いやすくすることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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