社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)は11月24日、10月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比14.9%増の2596億円と、3カ月連続で前年を上回った。
分野別では、映像機器の国内出荷金額が前年同月比23.4%増の1757億円、音声機器が同3.6%減の213億円、カーAVC機器が同2.6%増の626億円。カーAVC機器が前年を上回るのは13カ月ぶりのことだ。
製品別の出荷台数を見ると、薄型テレビは前年同月比65.5%増の116万2000台と、2ケタ増が続いている。内訳は30〜36型が同85.3%増の39万6000台、37型以上が同58.3%増の41万2000台であった。
DVDビデオは、同28.8%減の21万5000台と縮小傾向が続いている。これに対し、Bluray Discレコーダー/プレーヤーは同57.9%増の26万4000台と好調だ。
カーナビゲーションシステムは、同23.9%増の47万9000台で5カ月連続で前年を上回っている。内訳は、CD/DVD-ROMタイプが4.8%、HDDタイプが52.6%、フラッシュメモリなどが42.6%であった。ETC車載ユニットは同29.9%増の41万6000台と、引き続き大きく伸びている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス