ディーツー コミュニケーションズ(D2C)とGMOアドパートナーズ(GMO-AP)は、モバイル広告のロングテール領域における広告の販売・仕入および企画・開発分野で協業した。11月6日に業務提携契約を締結している。
D2CはNTTドコモと電通が共同で設立したモバイル広告代理店。GMO-APはGMOアドホールディングスやネット広告代理店大手のサイバー・コミュニケーションズを主要株主に持ち、広告代理店に対して広い販売網を持つ。両社が協業することで、モバイル広告市場のロングテール広告主領域における販売力を強化するという。
具体的には、携帯電話キャリアの広告枠の仕入れをD2Cに一本化する。さらに両社は同じ代理店にアプローチすることのないよう、住み分けていくとのこと。将来的には、共同でモバイル広告商品を開発したい考えとしている。
モバイル広告市場規模の成長率は、2008年の時点で前年比47.0%増の913億円と伸びていることから、両社ではモバイル広告のロングテール領域も今後さらに成長すると見ている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス