もぐらは10月28日、名刺管理サービス「メイシー」を公開した。
メイシーはオンラインで名刺の情報を管理するサービスだ。名刺の登録には、(1)専用のアプリケーションをダウンロードし、TWAIN対応のスキャナーを使って名刺をスキャンして。電子データを送信する(2)郵送にて名刺を送付し、もぐらにて名刺を電子データ化する--という2つの方法を用意。
いずれも電子データ化した名刺情報を、同社が抱える外部スタッフが入力する。入力までの所要時間は「1営業日程度だが、入力が必要なデータ量による」(同社)という。今後は入力までの期間をコミットするような優先入力オプションの提供も検討する。
入力された名刺情報はサイト上にリスト表示される。リストからそれぞれの名刺を選択すると、画面右側に名刺の画像や詳細な情報が表示される。また、面会日などのメモを書き加えることができるほか、「顧客」「友人」「年賀状送付対象」といったラベルをつけることもできる。
また、ラベルによるソートやフリーテキストでの名刺検索ができるほか、特定のラベルをつけた人物に対するメールの一括送信やリストのCSVファイルでのエクスポートといった機能も備える。
価格は以下のとおり。なお、名刺を郵送した場合、1回当たり500円の返送料がかかる。
同社では、メイシーの機能を名刺の登録・管理に限定してサービスの簡素化やローコスト化を図り、個人や中小企業への導入を進めたい考え。
もぐらは2007年の設立。アフィリエイトサービスを提供するウェブシャークの創業者で、現在は有限会社クリーム代表取締役を務める小林伸泰氏と、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の天才プログラマー/スーパークリエータ認定を受けた新井俊一氏の2名が立ち上げた。もぐらとしてのサービスはこれが始めて。
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