maneo、コーポラティブハウス建設資金をソーシャルレンディングで集める新事業

 ソーシャルレンディングサービス「maneo」を運営するmaneoは10月19日、アーキネットとともに、コーポラティブハウスの建設資金を集めるオークションを開催すると発表した。あわせて同日、オークションに向けた特設サイトを開設した。

 コーポラティブハウスとは、住宅取得を希望する人が集まって「建設組合」を設立し、用地の購入や建物の設計および建築を、組合員同士で相談しながら住宅を取得する、共同建築方式のこと。今回のオークションは、そのコーポラティブハウス建設のための資金を募るものだ。

 オークションの開催は、11月16日より12月14日を予定。希望借入金額は1億3000万円、入札可能額は一口30万円以上の1万円単位で設定でき、上限はない。なお、入札総額が1億円に満たない場合、オークションは不成立となる。

 入札者(レンダー)は、一口30万以上をmaneoに出資し、maneoはそれを「コーポラティブハウスローン」として、建設組合(ボロワー)に年利6%で貸し付ける。貸し付け後は、ボロワーの返済額から年利1%の手数料を差し引いた額が運用利回りとしてレンダーに分配される仕組み。

 利回りはレンダーに対して毎月分配。貸付元金は最終返済日(満了予定日)に一括返済する予定だ。ボロワーが返済を履行できない場合には、maneoが土地を売却し、元利金および遅延損害金の返済に充当する。

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