カリフォルニア州ビバリーヒルズ発--Kat Hunter氏は迷うことなく、新しいプロのビデオゲームリーグのドラフトでVanessa Arteaga氏を指名した。
「Arteaga氏なら、確実に勝てる」と「Championship Gaming Series」(CGS)リーグ、サンフランシスコチームのゼネラルマネージャーを務めるHunter氏は言う。ビバリーヒルズにあるプレイボーイマンションで2007年6月12日(米国時間)に行われた幕開けの選手ドラフトで、Hunter氏は最初の指名をした。
CGSは「San Francisco OPTX」「Los Angeles Complexity」「Chicago Chimera」「Dallas Venom」「Carolina Core」「3DNY」(本拠地:ニューヨーク)の6チームで構成され、2007年中に始動する。
各チームにゼネラルマネージャー1人とプレーヤー10人がいる。5人のプレーヤーが「Counter-Strike: Source」、2人(男性1人、女性1人)が「Dead or Alive 4」、2人が「Project Gotham Racing 3」、1人が「FIFA '07」をプレイする。
リーグを後援するのは、衛星テレビ会社のDirecTVと英国のBSkyB、アジアのStarといったネットワークだ。DirecTVのバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるSteven Roberts氏によると、3社は4年間でリーグに「何千万ドルも」投資することになるという。
「次世代のスポーツになるものを作るという発想で、1年ほど前に(リーグを)結成した」と、Roberts氏は12日夜に行われたドラフト後に語った。
CGS以外にも、ビデオゲーム競技会をテレビ放映しようとする動きはある。たとえば、2月にはMajor League Gamingが、イベントの一部をテレビで放映すると発表している。
だが、DirecTVと同社のパートナーは、トップクラスのプロゲーマーの多くが参加する初めてのリーグになるし、多くのゲーマーが参加を希望する最初の組織になりそうなので、CGSが幅広い視聴者の関心を引くと信じている、とRoberts氏は言う。
ドラフトでは、6人のゼネラルマネージャーがそれぞれ大勢のプレーヤーの中から指名を行った。数回順番がまわって、多くが選ばれた。
20歳のArteaga氏は、Hunter氏が最初に指名してくれたことに感謝し、結果を出して報いたいという。
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