Web 2.0の挑戦者:IMベースのGTDツールIMified - (page 2)

文:Emily Chang 翻訳校正:編集部2007年05月18日 08時00分

どのようなテクノロジを使用しているのですか。

 ウェブのフロントエンド用には「ColdFusion MX7 Enterprise」を使っています。バックエンド用にもIMifiedを使ってIMメッセージを送受信するテクノロジとしてこれを使います。設定の編集とユーザーアカウントへのサービス追加には「Ajax」を利用しています。ネットワーク接続用に、一部「Java」も使っています。すべてのデータは「MySQL」で保存します。開発者の間ではColdFusionについての悪評があるようです。毛嫌いはやめましょう。ColdFusionはすごい!

ユーザーやコミュニティから最もリクエストの多い機能は何ですか。

 このインタビューへの回答作成時点(2007年2月22日)で、サービス提供開始から10日です。ですから、一番のリクエストはひとつのIMifiedアカウントで複数の異なるIMアカウントに入りたいというものです。この機能の実現にむけて作業中です。また、世界中の人がIMifiedを利用しており、このサービスを他の言語に翻訳するよう求める声もあります。既に一部のユーザーが協力を申し出てくれています。

IMifiedのユーザーは一部の地域に集中していますか、それとも広く分散していますか。

 とても広く分散しています。IMifiedには世界中からアクセスがあります。

半年後に、あるいは2年後に、Imifiedはどうなっていると思いますか。

 IMifiedについての壮大な計画をたてています。現在提供中のサービスは実に氷山の一角にすぎません。正直なところ、私たちはIMについての人々の考えを変えることができると考えており、一部機能の変更に現在取り組んでいます。2年以内には、Imifiedが何かを成し遂げるのに最も頼りになる相棒となっていることを願っています。

プロジェクトを成功させるうえで最も難しいことは何ですか。

 IMビジネスは厳しく、大手企業がこぞってユーザーの奪い合いを展開しています。AOL、MSN、Yahooはどこも、ボットやメッセージの大量のやり取りに関して異なるポリシーを持っています。ですから、私たちの最大の課題はこのネットワーク上に居続けることです。

IMifiedを次の段階に進めるためには何が必要ですか。

 本当に必要なのはより多くのユーザーからのフィードバックです。私たちは、ユーザーをこの計画の第三の協力者のようなものだと考えています。私たちは、本当にユニークで画期的なものを開発してきました。これを使っている人たちから、その方向性を形作るための協力が必要なのです。

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