Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社の株式会社ボーダーズと共同調査のもと、mixiやGREEなどPCで利用可能なSNS(ソーシャルネットワークサービス)に関する利用実態調査を行った。
≪調査結果サマリー≫
SNSの利用度は、「よく利用している」「利用したことがある」がそれぞれ、36%、15%であることがわかった。一方、前回行ったSNSに関する調査比較して、SNS利用度は変化ない結果となっており、SNSの利用は広がりを見せていないこともわかった。
米国人の3人に2人がSNSを利用(引用元:SNSは若者限定から脱皮できるか/Paul Lamp)しており、日本でのSNS普及率はまだまだであるといった見方もあった。しかし、依然として、「SNSを利用した事がない/知らない」ユーザーが50%に上る。また、9カ月前に行った前回のSNSに関する調査と比較すると、ほとんど変化していない。そのため、日本において、現状SNS利用度は飽和していると考えられるので、SNSの利用度は何かのトリガーがなければ上がらないのではないだろうか。
登録しているSNS数が1つというユーザーは75%、主に利用しているSNS数が1つというユーザーは90%となった。9カ月前に実施したSNSに関する調査と比較すると、登録しているSNS数と利用しているSNS数に関して、変化がほとんどなかった。
mixiやGreeなどPCで利用可能なSNSの日本市場は、SNSサイトの増加傾向にある。例えば、米国にて音楽のアーティストを囲い込んで成功したMySpaceが2006年11月に上陸し、また、人材系、不動産系企業などもSNSに参入してきている。このような市場動向の中で、本アンケート調査によると、9カ月前と比較してSNS登録数が増加していない。つまり、SNSサイト自体が増加しているが、ユーザーのSNS登録数が伸びていない。この結果から、新規参入してきているSNSサイトがユーザーに対して、十分に利用するメリットを訴求できていないなどと考えられる。
6カ月以内にSNSを始めたユーザーは約35%に上ることがわかった。
このことから、SNS利用者の特徴は、利用年数が短いことがわかる。この結果は、9カ月前に実施したSNSに関する調査と比較して、ほぼ変化がない。これに加えて、Q1において利用度は9カ月前の調査と比較して、変化がない。以上のことから、SNSを始めた方は増加しているが、利用をほとんどしなくなったユーザーもいるという可能性があることがわかった。
次回、mixiやGreeなどPCで利用可能なSNS(ソーシャルネットワークサービス)に関する利用実態調査(中)では、SNSの利用度をさらに調査する予定。関心のございます方は、そちらもご覧ください。
本調査は、業界の全般的な調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
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サンプル数 :500
調査期間 :2007年10月05日〜2007年10月09日
調査方法 :インターネットリサーチ
調査機関 :株式会社ボーダーズ
対象者 :15歳から39歳の男女
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。
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