総務省は6月7日、2007年3月末における、ブロードバンド接続の契約者数を発表した。
同省のまとめによると、2007年3月末における、インターネット接続サービスの契約件数は、3078万件。そのうち、ブロードバンドサービス契約数は、前期(2006年12月末)より、68万件増加し、2644万件で、全体の86%に達した。
また、光接続サービスは、前年同期比61%増の880万件。ブロードバンド接続全体における、光接続加入者の割合は、前期の31%から33%に微増した。
一方、DSLは前年同期比3%減の1401万契約。ブロードバンド接続全体の53%を占め、依然過半数を占めたものの、前期の55%から2ポイント下げる結果となり、DSLから光接続への乗り換えぶんがこれに相当すると予想される。
また、都道府県別では、東京、神奈川、大阪、埼玉、愛知、千葉、兵庫の7都府県で、光接続サービスの契約者数が100万件に到達した。また、滋賀県、東京都、京都府は光接続サービスの割合が4割に達しており、そのほか16道府県で3割を超えている。
CATVによるネット接続の契約件数は、360万件で前期より9%増加した。三重、富山、福井などでCATVの割合が高く、東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知の都市圏のほか、長野、岐阜などの一部の地方では、CATVの加入者件数も微増している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力