クラウド-EAI連携を実現するDataSpider Salesforce(R)アダプタの機能強化

─Salesforce 18.0、Salesforce Bulk API連携を追加─

株式会社 アプレッソ(本社:東京都文京区 代表取締役社長:長谷川 礼司、 以下 アプレッソ)は、株式会社セールスフォース・ドットコム 以下:セールスフォース)の提供するSaaS型クラウドサービス「Salesforce.com」と他のシステムとのデータ連携を行うEAI(Enterprise Application Integration)製品で提供中の「DataSpider Salesforceアダプタ」に、 WebServiceAPI 18.0やSalesforce Bulk API対応を追加した機能強化版を提供することを発表します。
今回の強化では、Salesforceのサービスとパフォーマンスのよいデータ連携サービスが追加されているため、Salesforce CRMやForce.comと連携して、オンプレミスシステムとSalesforceクラウドをシームレスに連携・連動するサービスを簡単に構築、活用できます。

【DataSpider Salesforceアダプタ の機能強化】
企業のクラウド活用が普及する中、自社内(オンプレミス)のシステムとクラウドサービスであるSalesforce CRMおよびForce.comとの相互連携利用を短期間、かつ柔軟に実現するために、アプレッソはDataSpiderのSalesforceアダプタを提供しています。 データ連携ソフトウェアのDataSpiderは、オンプレミスの部分最適化されたアプリケーションやデータに対応した豊富なアダプタに加え、パブリッククラウド連携用アダプタも提供しています。 Salesforceとの連携では、既存システムからクラウドにデータを移行したり、Salesforceのデータの参照やデータの受け渡しの操作が容易に行えるようになります。今回、新たに、Force.comの WebService API18.0やBulkAPI に対応しました。この機能強化により、さらに簡単で迅速なデータ連携が可能となります。


1.データ処理のパフォーマンスが向上
「BulkAPI(※1)」機能の対応によって、さらに高速なデータ処理が可能となりました。大量のデータを更新する場合の更新頻度を上げることが可能となり、実行効率が向上します。


2.実装工数を低減する機能追加
「Relationship-Query(※2)」を用いたデータ読み取り機能の追加により、関連のあるレコードを一度に取得することが可能となります。ユーザは複数テーブルにまたがるリレーション関係を持ったデータを、一度に取得できるため、クエリを複数回発行しなくても、簡単に呼び出すことができ、連携の実装工数を削減します。


3.操作性の機能向上
「Force.com」に対する更新結果が、行単位で詳細に取得できるようになりました。また、例外発生時のエラー情報がコンポーネント変数で取得可能になり、ユーザは、更新結果やエラー情報によって、さまざまなハンドリングを考慮した処理を構築できるようになっています。また、UNDO/REDO機能の追加など、開発しやすさを考慮した機能を向上させています。

(※1)「BulkAPI」
レコードを更新など、SOAPメッセージにレコード情報を含めるのではなく、CSV、あるいはXML形式のファイルを添付し、サーバ側でファイルをローディングして非同期にデータ更新を行うことによって、従来と比べて処理時間を短縮する機能です。

(※2)「Relationship-Query」
Salesforce内のデータにアクセスするためのクエリ言語。(SOQL:Sforce Object Query Language)を用いて、オブジェクト間でリレーション(参照関係、主従関係)を持つデータについても階層的なオブジェクトとして扱うことができます。


【追加機能の一覧】
以下の機能強化を追加しています。


◆Salesforce 18.0 アダプタ
・セールスフォースのWebService API 18.0 に対応
・RelationshipQuery を用いたデータ読み取り機能の追加 (Salesforce 18.0アダプタにて利用可能)


◆Salesforce Bulk アダプタ
・セールスフォース の BulkAPI を用いたデータ更新またはジョブ管理に対応
・以下の操作が可能
- BULKデータ書き込み(INSERT)
- BULKデータ書き込み(UPDATE)
- BULKデータ書き込み(UPSERT)
- BULKデータ書き込み(DELETE)
- ジョブステータス取得
- バッチ結果取得
- ジョブ状況更新


【製品情報】
製品名:DataSpider Servista Salesforceアダプタ  (機能強化版)
出荷開始日:2010年9月30日
稼働要件:DataSpider Servista 2.4.5 以降
価格:90万円(一括払ライセンス/税別) ※年間サポート料金は、ライセンス定価の20%



【DataSpiderクラウドビジョンについて】
「2010年2月発表のDataSpiderクラウドビジョンは、データ連携ソフトDataSpiderにエンタープライズ・クラウド連携のための新機能を追加し、企業システム(オンプレミス)とクラウド上のデータ資源との連携を容易に実現するためのエンタープライズ・クラウド・コンピューティングのための新コンセプトです。

2月9日付 プレスリリース:リンク


【DataSpider Servistaについて】
DataSpider Servistaは、システムの接続方法やフォーマットの違いを意識することなく、素早く簡単に「つなぐ」ことができるデータ連携ソフトウェアです。プログラミングの高い知識を必要としないGUI開発環境を提供し、SAPやLotus Notes、データベースといった様々なタイプのデータを手軽に接続できるアダプタを介して、データ連携の自動化と業務の効率化を支援します。
DataSpider製品Webサイト  リンク


【株式会社アプレッソについて】
株式会社アプレッソ  〒112-0014 東京都文京区関口1-20-10 住友不動産江戸川橋駅前ビル2F
代表取締役社長 長谷川 礼司  設立: 2003年12月  資本金: 2億6700万円

「つくる」から「つなぐ」をコンセプトに、データ連携ソフトウェア「DataSpider」、ビジネスプロセス連携製品「DataSpider BPM」、スケジュール連携「PIMSYNC」製品の開発・販売・サポートを行っています。主力製品のデータ連携ソリューション 「DataSpider」は発売以来、国内1200社以上のお客様にご導入いただいております。(2010年8月現在)

アプレッソは、多くの販売パートナーとのサポートやコンサルティング・サービスでの協業により、広範な企業ユーザーの開発効率、生産性、コスト削減に貢献するソリューションを提供しています。


【ニュースリリースに関するお問合せ】
株式会社アプレッソ 企画部 担当:伊藤、桑田
TEL: 03-4321-1111   FAX: 03-4321-1111  E-Mail:info@appresso.com
アプレッソWeb: リンク


【商標関連】
・APPRESSO、DataSpider、アプレッソ、データスパイダーは株式会社アプレッソの商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

このプレスリリースの付帯情報

図:DataSpider Salesforce アダプタ機能強化

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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