家電によるネットワーク接続が当たり前になり、様々な製品でWi-Fiが必須の機能となっていると、米国調査会社インスタット社は報告している。中でも、デジタルテレビ、ブルーレイプレーヤ、携帯型メディアプレーヤ(PMP)は、出荷量と成長率が著しいカテゴリである。Wi-Fi対応のデジタルテレビの出荷数は、2009年の500万から2014年は6000万以上と、10倍に増加するだろう。この成長は主に、デジタルテレビの出荷数成長と、その搭載率が2009-2014年に4%から33%に増加することに伴うものである。セットトップボックス、ゲーム機(コンソール)、ブルーレイプレーヤ、デジタルフォトフレームなどの据置き型家電全般において、Wi-Fi機能搭載の製品は2014年に2億台を上回るだろう。
「ブロードバンド接続や共有の需要が増加したため、Wi-Fiはコンピュータ市場を席巻した。その同様の消費者の願望が、現在ネット接続家電全般のWi-Fi採用を促進しており、Wi-Fiの採用数を大きく促進している。家電におけるWi-Fiの普遍性はもはや明白となった」と、インスタット社の副社長のFrank Dickson氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
●予測期間中は、Wi-Fi機能のあるデバイスで最も多いのは携帯電話である
●AppleのiPadなどのWi-Fi機能のあるインターネットタブレットは、2014年には出荷数5000万に近づくだろう
●Wi-Fi機能のあるデバイスのTAM(最大実現可能市場)は、2013年に出荷数30億と見込んでいる
インスタット社の調査レポート「Wi-Fi対応家電市場データベース:製品タイプ別出荷台数、Wi-Fi採用状況、2014年までの予測 ー Wi-Fi in Consumer Electronics: New Devices Discover Wi-Fi」は、Wi-Fi機能のある家電の世界市場を調査している。Wi-Fi機能のある家電の5年間予測と、出荷数とWi-Fi搭載率をセグメント毎(ゲームコンソール、デジタルテレビ、セットトップボックス、HDDレコーダ、ブルーレイなどのビデオディスクプレーヤ、メディアアダプタ、プリンタ、複合機能周辺機器、携帯ゲーム機、携帯型音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカムコーダとIPネットワークカメラ、PDA、モバイルPC、ポータブル家電デバイス、携帯電話、WLANルータ、レジデンシャルゲートウエイ、独立アクセスポイント、外部クライアント)に記載している。
【調査レポート】
Wi-Fi対応家電市場データベース:製品タイプ別出荷台数、Wi-Fi採用状況、2014年までの予測
Wi-Fi in Consumer Electronics: New Devices Discover Wi-Fi
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