Brussels, Belgium, Jan 19, 2010 - (JCN Newswire) - 国際糖尿病連合(IDF)と、オーストラリアに本部があるNGO (非政府組織)のInsulin for Lifeは、地震で被災したハイチの糖尿病患者への救援活動を開始しました。
インスリン、血糖値測定器、試験紙などの援助物資が、ハイチ糖尿病・循環器疾患財団 (Fondation Haitienne de Diabete et de Maladies Cardio-Vasculaires)宛てに緊急発送されました。
同財団には、ハイチで唯一の糖尿病専門病院があり、今のところ建物は無事であることが分かっています。
財団副会長のPhilippe Larco氏は、電子メールでの通信により、次のように述べました。「我々は地震を生き延びましたが、300万人近いハイチ人が影響を受け、何十万人もの方々が亡くなりました。」
「糖尿病関連の援助物資を受け取り、我々のネットワークを通じて糖尿病患者の皆様に最善の方法で配布する準備はできています。」と、Larco氏は付け加えました。
さらに、糖尿病関連援助物資の小包のひとつは、米国ワシントン州にいたハイチ糖尿病財団プロジェクトのコーディネーターのNancy Larco博士にも送られました。日曜に、Larco博士は、救命用インスリンの小包を持ってハイチへ到着し、それを必要としている患者の方々に配布を始めました。
国際糖尿病連合はまた、200以上の加盟協会が、ハイチの糖尿病患者に対するサービスの確立に貢献できるように、ハイチ糖尿病トラスト基金を設立します。
「我々は、今回の悲惨な地震で被災した方々のことを心配し、祈るような気持ちでいます。問題の焦点は救助から、生き残った方々へのケアへと移行しつつありますが、IDFでは、糖尿病患者が必要な援助を受けられるようにするため、全世界の糖尿病コミュニティが実施する活動の陣頭指揮を継続します。」とIDF会長Jean Claude Mbanyaは述べました。
「地震を生き延びたハイチ人が、無為に糖尿病で亡くなってよいわけがありません。」と、Mbanya教授は付け加えました。
IDF糖尿病アトラスによれば、ハイチの糖尿病患者数は30万人以上です。
「このような緊急時には、医療サービスの滞りが生じており、糖尿病患者にタイムリーに治療を受けていただくことが、きわめて重要となります。」と、Insulin for Life会長のRon Raabは述べました。
「ハイチで我々は、糖尿病専門家と直接コンタクトしました。彼らには、救命用のインスリンの受け取りと配布をしていただきます。そのようにして、糖尿病患者の方々が生きるために必要なインスリンを、迅速に受け取ることができると期待しています。」と彼は付け加えました。
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お問合せ先:
国際糖尿病連合
Rahul Venkit
マルチメディア担当者
+32 26795582または携帯電話: +32 492721913
Rahul.Venkit@idf.org
Insulin For life
Ron Raab
Insulin for Life Australia会長
+ 61 39 525 8842または携帯電話: +61 411389608
ronraab@bigpond.net.au
ハイチ糖尿病・循環器疾患財団
(Fondation Haitienne de Diabete et de
Maladies Cardio-Vasculaires)
副会長Philippe Larco
Avenue John Brown No 208, Port-au-Prince, Haiti
philippel@hotmail.com
Dr Nancy Larco
携帯電話(米国ワシントン州): +1 240 271 2882
nlarco@yahoo.fr
概要: 国際糖尿病連合(IDF)
詳細は www.idf.org をご覧ください。
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