夢の合併、一緒になったらすごい企業は?

2008年2月12日 17時51分

 MicrosoftがYahooに買収を提案したことが話題となっています。一方で、Yahoo!がGoogleと提携して対抗する可能性も指摘されています。MicrosoftとYahoo!、GoogleとYahoo!、いずれにしても実現すればインターネット業界を賑わせることになりそうです。さて、今回のような大企業同士の買収案件のほかに、「もし実現したらおもしろい」「双方に大きなメリットがある」と思われる“夢の企業合併”の組み合わせがあるとしたら、それはどのようなものでしょうか。国内外、企業の大小を問わず、パネリストの皆さんのお考えを聞かせてください。


  • 神田敏晶
    神田敏晶さん (ビデオジャーナリスト)
    ボクの場合は、なんといってもAppleとGoogleですね。
    実際にGoogleのEric SchimidtCEOがAppleの取締役に就任してから500日以上が経過し、iPodTouchで、YouTubeを視聴したり、gmailが使えたりと、かなり便利になりました。

    Appleのデジタルハブ構想は、PCから携帯デバイスへと移行し、サービスからメディアのプラットフォームへ、Googleは、従来メディア以外の新たな広告サービスのプラットフォームへと着実に進化しています。

    ハード、ソフト、サービスと従来の基本ITビジネスの三つ揃いで提供するAppleと、検索、広告、共有アプリケーションという新サービスを展開するGoogleの次なるプラットフォームは「携帯デバイス」ということは、もう誰の目にも明らかです。

    そこで、その携帯デバイスを、もう少しテレビと仲良くしてもらえればと願っています。

    一番欲しいところが「テレビリモコン・デバイス」。携帯デバイスでありながら、テレビを見ながら、手元のデバイスでニコニコ動画のように放送にツッコミを入れて、字幕をオーバーレイで視聴。テレビが2倍に楽しめます。テレビに「ツッコミ広告枠」なんて登場するのかも!局も番組も「突っ込み入りDVD」を発売とか…。

    録画番組もmitter (リンク ») のようなブックマークで検索し、ツッコミがはいったバージョンを検索視聴してみたい。

    放送した瞬間に空気の藻くずと化する番組に新たな命を吹き込めるのです。
    ダビングやコピーではなく、テキスト検索や二次創作やブログにテレビ動画が引用できるなど、合法的に楽しみたい。
    iTunesやgoogle Newsの時のように、諸外国からこの両社に攻めていただき、日本が対応せざるをえなくなるようにしてもらいたいものです。

    するとテレビの巨大な広告費がもっともっと活かされてくることになるのではないでしょうか?

    2008-02-12 04:05:23

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