レノボ・ジャパンは2月23日、インテルの最新CPU「Core iシリーズ」を搭載した「ThinkPad X」など3シリーズの新製品を発表した。2月27日から順次発売する。
発売されるのは、幅広い層から支持されているノートPC「ThinkPad X」、モバイル・ワークステーション「ThinkPad W」、エントリー向けノートPC「Lenovo G」の3シリーズだ。
まずThinkPad Xシリーズは「ThinkPad X201」「ThinkPad X201s」「ThinkPad X201 Tablet」の3機種をラインアップ。いずれもインテルのCore iシリーズを搭載することでマルチタスク処理能力を大幅に向上したという。X201sに関しては4セルバッテリとSSD搭載(オプション選択時)モデルで約1.1kgという軽量ボディを実現している。
また、X201Tabletには12.1型ワイドのマルチタッチ液晶を採用した。販売開始は3月1日を予定しており、同社直販サイトでの価格は、X201が19万4250円(税込み)、X201sが20万7900円(税込み)、X201 Tabletが27万900円(税込み)。
ThinkPad Wシリーズは「ThinkPad W701」と「ThinkPad W701ds」の2機種が登場。Core i7-820QMプロセッサやNVIDIA Quadro FX 2800Mを搭載しており、高い生産性を提供するモバイル・ワークステーションとなっている。
そのほかのスペックは、最大16Gバイトメモリ(DDR3)、1TバイトのHDD(500Gバイト×2)、1920×1200ドット表示の17型ワイド液晶(W701dsのサブ画面には768×1280ドット表示の10.6型ワイド液晶を採用)など。カラーキャリブレータの実装、ワコムのパームレスト・デジタイザーとペンの搭載なども特徴だ。販売開始は3月31日を予定しており、同社直販サイトでの価格はThinkPad W701が42万円(税込み)、ThinkPad W701dsが56万7000円(税込み)。
Lenovo Gシリーズには、「Lenovo G550」の後継機となる「Lenovo G560」が登場した。エントリー向けながらプロセッサは、Core i3-330M/Core i5-430M/520Mから選択可能で、パフォーマンスを大幅に向上したとのことだ。天板と内側のデザインにはメタリックな質感を表現し、より強固で洗練されたイメージを持たせている。
そのほかの主なスペックは、最大4Gバイトメモリ(DDR3)、最大320GバイトのHDD、1366×768ドット表示の15.6型ワイド液晶、30万画素のウェブカメラなど。販売開始は2月27日で、順次全国の量販店にて販売される。価格はオープンで、市場想定価格は6万6470円(税込み)より。
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