キヤノンは2月9日、エントリー向けデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X4」と、タッチパネル方式の大画面3.5型液晶モニタを搭載した「IXY 10S」などIXYシリーズ3機種、高倍率14倍ズームレンズとハイビジョン動画撮影機能を搭載した「PowerShot SX210 IS」などPowerShotシリーズ3機種を発表した。
EOS Kiss X4は2月26日より、IXYシリーズおよびPowerShotシリーズは2月19日より順次発売する。価格はオープン。
EOS Kiss X4は、従来モデル「EOS Kiss X3」の画質や動画機能などの基本性能を大幅に向上させ、多彩な機能と使いやすさを追求したエントリ向けのデジタル一眼レフカメラだ。
新たに開発した約1800万画素のCMOSセンサ(APS-Cサイズ)と、高性能映像エンジンDIGIC 4を搭載し、常用設定できるISO感度を100〜6400まで拡大したほか、拡張設定によりISO感度を12800まで対応。暗い場所でも手ブレや被写体ブレを抑えた撮影が可能になる。
新たに加わった「ISOオート上限設定」機能により、撮影シーンに応じて、ISOオート時のISO上限を設定することも可能だ。
また、従来モデルのフルHD(1920×1080画素)記録による動画撮影機能をさらに進化させ、「自動露出」による撮影に加えて、新たに絞り数値やシャッター速度、ISO感度を任意に設定して撮影できる「マニュアル露出」にも対応した。
通常撮影時の約7倍の望遠撮影が可能な「動画クロップ」機能(SD画質)を搭載している。
市場想定価格は、EOS Kiss X4のみが9万円前後、EOS Kiss X4・EF-S18-55 IS レンズキットが10万円前後、EOS Kiss X4・EF-S18-135 IS レンズキットが13万円前後、EOS Kiss X4・ダブルズームキットが13万円前後の見込み。
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