ニコンイメージングジャパンは2月3日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」シリーズにおいて、暗い場所でもきれいに撮れる「夜撮りキレイテクノロジー」を搭載した「COOLPIX S8000」と、光学15倍ズームにハイビジョン動画撮影機能を備えた「COOLPIX L110」、カメラまかせで撮影できる「COOLPIX L22」、「COOLPIX L21」の計4機種を発表した。2月19日に発売する。
COOLPIX S8000は、有効画素数1420万画素のCCDを採用した高性能スタイリッシュモデル。高倍率ズームのNIKKORレンズの搭載により、広角30mmから300mm相当の超望遠撮影までを実現した。
新開発のレンズ構成や、沈胴時の薄型化を可能する「スライド機構」、レンズ鏡筒の小径化した「レンズバリアー機構」などにより、光学10倍ズームを搭載しながら奥行き27.3mmのスリムボディを実現したという。
高感度低ノイズとモーション検知、レンズシフト式手ブレ補正機能、新フラッシュ制御と4つの機能を備えた夜撮りキレイテクノロジーにより、望遠時や暗所撮影、屋内での撮影、逆光時など撮影の難しいシーンでも、ブレやノイズを低減し、きれいな写真が撮影できるとのこと。独自の画像処理コンセプト「EXPEED」をもとに最適化された、新開発の画像処理エンジンの搭載や、起動/撮影時の高速レスポンスの強化、ベストフェイス機能、ハイビジョン動画撮影対応など、カメラとしての基本性能を充実させた。
本体カラーは、ノーブルブラックとシャンパンシルバー、フラッシュレッドの3色。店頭想定価格は3万5000円前後となる。
COOLPIX L110は、有効画素数1210万画素で、MOV形式でのハイビジョン動画も撮影可能だ。広角28mmから超望遠420mm相当の幅広い撮影領域をカバーする光学15倍ズームNIKKORレンズを搭載した。
付属の「エナジャイザー リチウム乾電池(単3形)」の使用により、静止画は約840コマ、ステレオ音声付きハイビジョン動画は約7時間撮影できる。本体カラーはブラックのみ。店頭想定価格は3万3000円前後となる。
COOLPIX L22およびCOOLPIX L21は、光学3.6倍ズームのNIKKORレンズと、電子式手ブレ補正機能を含む3つのブレ軽減機能を搭載した。有効画素数は、COOLPIX L22が1200万画素、COOLPIX L21が800万画素となる。
電源には、外出先でも入手しやすい単3形乾電池を採用した。また、COOLPIX L22は、3型TFT液晶モニタ備える。
本体カラーと店頭想定価格は、COOLPIX L22がシルバーのみで1万6000円前後。COOLPIX L21はシルバーとピンクの2色展開で、1万3000円前後になる。
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