ソニーは、液晶テレビ「BRAVIA」において、EX700/500/300の3シリーズ8機種を発表した。LEDバックライト採用モデルをスタンダードゾーンにあたるEX700として投入する。発売は2月25日から。価格はオープンとなる。
家庭内のLANを介してほかのDLNA対応機器に保存されたコンテンツを家中どこからでも視聴できる「ソニールームリンク」は、全機種AVCファイルの再生を実現。さらにWi-Fi対応になったことで、別売のUSB無線LANアダプタ「UWA-BR100」(店頭想定価格:8000円前後)を組み合わせれば、ワイヤレスでインターネット機能が利用できる。
本体には、新機能として独自のネットサービス「ブラビアネットチャンネル」を用意した。これは、動画、静止画、音楽などインターネット上にあるコンテンツをテレビで視聴できるというもの。「アクトビラ ビデオ・フル」のほか、YouTube、USENの映像配信サービス「U-NEXT」のコンテンツの視聴が可能だ。このサービスは春以降に順次開始される予定で、サービスも拡大していくとのことだ。
EX700シリーズは、32V型、40V型、46V型、52V型の4機種をラインアップ。全機種にLEDバックライトを採用した。バックライトは、ボディの薄型化に寄与するエッジライトLEDを搭載。LEDをモニタの上下に配置し、反射板で光を乱反射させることで、明るさを維持し、高コントラストを実現するという。エッジライトLEDは、ソニーの超薄型テレビ「ZX1」にも採用されており、チューナー別体で薄さ9.9mmを実現。EX700シリーズでは、チューナーを内蔵した上で、最薄部は22mmになるという。
また、検知範囲を3mから6mに拡大させた人感センサを内蔵することで、従来機に比べ消費電力を15%オフ。LEDバックライトと人感センサの2段構えで省エネに取り組むとのことだ。ボディカラーはブラックとホワイト(52V型はブラックのみ)になる。EX500シリーズは、リビングベーシックモデルとして40V型が登場している。BRAVIAの新ラインで、基本性能に特化し、地上デジタルテレビへの買い替えニーズを狙う。ボディカラーはブラックのみ。
2台目、3台目需要を見据えたEX300シリーズは、22V型、26V型、32V型の3モデルを用意した。パーソナルユースを想定しながら、HDMIは4系統、USB端子を備えるなど、上位シリーズ同様のインターフェースを装備。ボディカラーはブラック、ホワイト、ブラウンで22型にのみピンクも選べる。
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