日本ビクターは1月5日、通常の2D映像を3D立体映像へとリアルタイムで変換できる機能を備えた、業務用3Dイメージプロセッサ「IF-2D3D1」を発表した。2月下旬に発売する。価格はオープンだが、市場想定価格は250万円前後になる。
IF-2D3D1は、2D映像を3D映像へリアルタイムで変換できる「2D-3D コンバーター」、3D映像の撮影や編集作業をサポートする「LRミキサー」、「3Dカメラ調整補助」の各機能を搭載する。
独自開発のアルゴリズムにより実現したリアルタイム2D-3D コンバーター機能は、既存の2D映像を簡単かつ低コストで3D映像化できることが特長。時間と手間をかけずに3Dコンテンツを作成できるという。
また、3D撮影や編集の際、L/R(左目用、右目用)2つの映像信号を3Dモニタに表示するための3Dミックスフォーマットに変換して出力するLRミキサーや、L/R2台で構成される3Dカメラの調整補助機能を搭載することで、新規の3D映像制作環境もサポートする。
なお、IF-2D3D1は2009年12月に発表したRealDとの技術提携第1弾商品になるとのこと。1月7日から9日に米ラスベガスで開催される「2010 International CES」に出展される。
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