フリービットは12月11日、モバイル機器などをウェブサーバ化するソフト「ServersMan」をAndroidに対応させたと発表した。Android Marketにて同日よりアプリ「ServersMan@Android 2.0β」を無料配布している。また、AndroidとServersManを搭載したデジタルフォトフレームの試作機も公開した。
ServersManはこれまでiPhone版やWindows Mobile版などが公開されている。Android端末の場合はバックグラウンドでソフトを動作できるため、ウェブサーバとして起動させたまま持ち歩くことが可能とのことだ。
また、AndroidとServersManを搭載したデジタルフォトフレームについては、フリービットと子会社のエグゼモードが共同で開発しているとのこと。フォトフレーム自体がウェブサーバとしての機能を持つため、携帯電話から専用アプリを使って撮影した写真などを投稿でき、その写真をそのまま表示できる。また、ウェブブラウジングやメールの送受信なども可能とのことだ。
2010年の商品化を目指しており、「価格競争力のある形で提供する」(フリービット代表取締役社長 CEOの石田宏樹氏)とのこと。また、AndroidとServersManを搭載した基盤を「ユビキタスCEプラットフォーム」として外販していく考えも明らかにしている。「新しい家電を作りたい人が、少量ロットでも作れるように支援する」と石田氏は話し、フリービットの新たな収益源にしていく考えを示した。
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