デルは11月25日、個人向けPCの新ラインアップとして超小型デスクトップPC「Inspiron Zino HD」を発表した。リビングなどでテレビと接続して楽しむことをコンセプトに開発されているという。同社のオンライン・ストアにて、同日から販売を開始する。価格は4万9980円からとなる。
Inspiron Zino HDは、リビングなど共有スペースでのテレビ接続を考慮した、新しいコンセプトのデスクトップPC。設置スペースを選ばない縦横約20cmの正方形ボディを採用し、ワイヤレスLAN(後日発売)を搭載すればレイアウトフリーが実現する。また、ワイヤレスキーボードおよびマウスの選択が可能だ。
本体カラーは、周囲の雰囲気に合わせてピアノブラック、トゥルー・ブルー、フォーミュラ・レッド、フラミンゴ・ピンクの4色から選択できる。
性能面では、デュアルコアのAMD Athlon X2 デュアルコア・プロセッサ 6850eおよびAMD Athlon X2 デュアルコア・プロセッサ 3250eから、シングルコアのAMD Athlon プロセッサ 2650eまで、高性能デスクトップ用プロセッサを用意した。
また、チップセットに統合されたグラフィックコントローラATI Radeon HD 3200により優れた動画再生を実現するほか、さらに高性能なATI Radeon HD 4330 512MBも選択できる。フルHD動画など、負荷の高いコンテンツの再生もスムーズに実現するスペックを備えた。
光学ドライブは、DVDスーパーマルチドライブのほか、Blu-ray Discコンボドライブを選択可能。HDMIポートを使ってケーブル1本でテレビに接続できるため、映画視聴やインターネットショッピング、ゲーム、ビデオチャットなどをリビングで手軽に楽しめるという。
OSは、Windows 7 Professional 64ビット版と、Windows 7 Home Premium 64ビット版から選択可能だ。
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