米国の非営利消費者団体Consumers Unionが発行する「Consumer Reports」の最新スマートフォン対決で、Appleが先ごろ発売した「iPhone 3GS」が勝利した。
Consumer Reportsは米国時間7月1日のブログで、iPhone 3GSをスマートフォンのリストでトップに位置づけ、「上質なディスプレイ、強化された最高のマルチメディア、ナビゲーション、ウェブブラウジング、バッテリ持続時間」を称賛している。ただし、iPhoneはすべてのカテゴリで勝利したわけではない。
メッセージング機能については「Palm Pre」と「BlackBerry」に高い評価が与えられている。またPalm Preは、「複数アプリケーションをトランプのカードのように扱える操作性」から、「優れたマルチタスク機」として称えられている。
スマートフォン分野における機能とニーズの変化を踏まえ、Consumer Reportsは2009年のスマートフォン対決を実施するにあたって基準を一部変更した。この変更は、「iPhone 3G」など一部の旧機種のランクを上昇させたが、「Samsung Blackjack II」や「BlackBerry Pearl Flip」など、変更がランキングを下げる方向に作用した機種もある。
今回の変更では、ディスプレイ、ナビゲーション、マルチメディア、メッセージングなどが重視され、通話時間、音声の質などは重み付けが減らされている。
もしもテストの段階でマルチメディアメッセージングサービス(MMS)がAT&Tから提供されていたらiPhone 3GSがどのように評価されたか、という点は定かでない。AT&Tは2009年の夏中にMMS機能を提供するとしている。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
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