ソニーは5月18日、デジタル一眼レフカメラ「α」シリーズにおいて、エントリー機の「DSLR-A380」(α380)、「DSLR-A330」(330)、「DSLR-A230」(α230)の3機種を発表した。全機種メモリースティック、SDカードのダブルカードスロットを備えた。価格はオープン。発売は6月25日となる。
「高い」「難しい」「大きい・重い」というデジタル一眼レフカメラ買い控えの要素をクリアにし、エントリー層の需要拡大を狙う。
全機種に、色やアイコンを用いて操作性のわかりやすさを追求した新ユーザーインターフェースを採用した。絞りとシャッタースピードの操作で得られる効果を、グラフィックで液晶モニタに表示するほか、ファンクションメニュー内の機能内容についてもヘルプガイドを表示するなど、取扱説明書なしでも操作できるように心がけたとのことだ。
手ブレ補正機能は、ボディ内蔵タイプを使用。ボディのほか、DT18-55mm F3.5-5.6レンズをセットにしたレンズキットと、DT18-55mm F3.5-5.6、DT55-200mm F4-5.6の2本のレンズをセットにしたダブルズームキットが発売される。
α380、α330には、上位機同様に「クイックAFライブビュー」とチルド可動する2.7型の液晶モニタを搭載。同社によると、両機能の既存ユーザー利用率は90%以上を誇るという。
α380には有効画素数1420万画素、α330には同1020万画素、α230には同1020万画素のAPS-CサイズのCCDを装備しており、画像処理エンジン「BIONZ」とあわせて高画質撮影をサポートするとのこと。
普及モデルα230は、クイックAFライブビュー、チルト可動する液晶モニタなどの機能は非搭載だが、αシリーズ最軽量となる約450gを実現している。
本体カラーはブラックだが、α330のレンズキットのみノーブルブラウンカラーも発売される。
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